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最近、じわじわと浸透しつつある「毒親」という言葉。

ご存知でしょうか。

『母という病』 という本を読んだとき、「病かぁ~こわいなぁ」と思いましたが、

更に恐ろしい…『毒』です。

まず、毒親というネーミングは、

米国のカウンセラー、スーザン・フォワードさんの著書『毒になる親』(2002年)から生まれた言葉らしい。

定義は、「子どもの人格に悪影響を及ぼす親」。



新聞紙上をにぎわすような命にかかわる虐待事件は、わかりやすい毒親ですが、

最近注目されてきているのは、わかりにくい毒親。

モラル・ハラスメントだったり、過干渉など、精神的に支配する親のこと。

何かしら生きづらさを抱えているのだけれど、

その原因が、親によって刷り込まれた思考にあることに気づいていない場合もある。

小島慶子さんや遠野なぎこさんや杉本彩さんなど、

芸能人のカミングアウトも増えてきていますよね。



私が「毒親」というものに興味を持つのは、これまで何度もブログに書いてきたように、

子育ての連鎖に興味がある、という部分と、もう一つ大きな理由があります。

それは、旧友の告白です。

・・・

一年少し前のこと。

たまたま旧友と、もう一人同じ学校だった友人(Aとします)と三人で会う機会がありました。

実は、その組み合わせで会うというのはあり得ないはずのことで、

いろんな偶然が重なった不思議な女子会でした。

近況を話し合ううちに、Aが、カウンセリングを受けていたことを話し始めました。

カウンセリングを受けて分かったことは、

何をやっても自分を認めてくれない母親に、認めてもらおうと必死になっていたんだ、ということ。

ある出来事で、はじめて「母親に認めてもらう」という経験をし、

やっとそれですっきりできた。解放された気持ちになった、ということを語ってくれたのです。

すると、ずっと黙って聞いていた旧友が、

「私も言ってもいい?」と申し訳なさそうに言うので、

なんだろう?と、彼女に目を向けると、

「今まで誰にも言えなかったんだけど、言ってもいい?」

とさらに確認をし、

「私、母親のことが嫌いやねん。」

「でも、それってすごくダメなことやと分かってるから、母親を嫌いと思う自分が嫌いやねん。許せないねん。」

と、とても苦しそうに吐き出したのです。

驚きました。

旧友がそんなことを思っていたなんて、全く感じたことがなかったし、

「母親が嫌い」という気持ちに、物凄い罪悪感を持っている、ということが衝撃でした。

しかも、久しぶりに会った学生時代の友人二人が同じように告白するのですよ。

そこから二人、出るわ出るわ!幼少時代の体験談。

なぜ自分が叩かれるのか?理由もわからず、母親に叩かれたことが何度もあったわ。 あったあった!と二人。

「あなたはそんな経験ないでしょ?」と二人から言われ、

そんな経験も記憶もない私は、

「え?理由もなく叩かれるの?なんで?」と、理解不能。

その女子会をきっかけに、

旧友は、これまでずっと胸の奥にしまっていた母親への感情を吐き出すようになったのです。

言葉にすることさえ抵抗を感じるという彼女から、時には涙しながら、たくさんたくさん話を聴きました。

話しても話しても足りないんですよ。

だって、何十年も抑圧してきたから。

彼女の告白を聞いて、

学生時代からの、彼女の自信のなさとか、明るくしているのに陰のイメージがあるところやマイナス思考なところは、

母親に振り回されるがゆえに、自分の身を守ろうと出来上がったものだったんだと感じたのです。

たぶんこの告白がなかったら、

私は「毒親」を理解することは難しかったと思うのです。

だから話してくれた彼女に感謝しています。

そしてあの女子会は、偶然じゃなくて必然やったんやなぁと、不思議に感じるのです。

・・・

彼女にオススメしたのが、この本。

母を棄ててもいいですか

『母を棄ててもいいですか? 支配する母親、縛られる娘』/熊谷早智子

著者は、夫からのモラル・ハラスメントで離婚を経験し、その際精神科の門をたたいたことから、

母からモラハラを受けていたんだと知る。

「モラル・ハラスメント被害者同盟」というサイトを立ち上げ、

このサイトを通して出会った母親からの支配に苦しむ女性たちの声を形にされたのがこの本。

7人の事例が紹介されています。

考えてみれば、世の中に親を擁護する言葉はあっても、子どもの気持ちを汲み取ってくれる言葉は、意外と少ない。

子どもを愛さない親はいない、とよく言われるけれど、本当にそうなのだろうか?

その愛は、無償の愛なのだろうか?と最近思う。


著者の熊谷さんは、

生まれてからずっと母に愛してもらうことができなかった娘たちが、うつむくことなく「母を棄ててもいいですか?」と真っ直ぐな眼差しで言える世の中が来ることを、心から待ち望んでいます。

と結んでおられます。


更に、最近見つけた本は、

『毒親からの完全解放』 本当の自分を取り戻して幸せになる7つのステップ

なんと、毒親専門カウンセラーなる人が存在しているのです。

その感想を書くつもりだったのですが、長くなってしまったので次回にしますね。(^-^;
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2014.11.14 Fri l 本・アート・音楽・映画 l COM(0) TB(0) l top ▲

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