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久しぶりの伊坂幸太郎。



ゴールデン・スランバー以降、すっかりブームが去ってしまい、

この連載小説も全然知らなかったんです。

図書館へ予約の本を取りに行った際に、書棚をフラフラ~と見ていたら、

伊坂幸太郎スペースに沢山並んでいて、

あらら、数年前はいつも空っぽやったのになぁ~。なんて思いながら、

「SOSの猿」とのタイトルが妙に気になって手に取ってみたんです。

パラパラっとめくると、なんと!
「エクソシスト」というワードが目に飛び込んでくるではありませんか‼︎

え?なんでエクソシストなん⁈ とびっくりして、こりゃあ~読まずにはいられんよな‼︎ 笑
と、さっそく読了。

こうゆう本との出会いって、
ほんと、私にとってたまらない小さな幸せなんですよ。

読んでみたその内容は、

イタリア留学中にエクソシストの手伝いをすることになった主人公遠藤二郎くんは、帰国後も「悪魔祓い」を副業でやることに。

それを知った古い知人の辺見のお姉さんが、
不登校で引きこもりの息子の相談にのってくれないか?と、助けを求めるところからはじまるお話。

なんとも。エクソシストに不登校ですって!と。

あぁ、やっぱり出会うべくして出会った一冊なんやなぁ~と。

中でも、最近、私が興味を持っているワード。
「コンステレーション(布置)」
というのまで登場してきて、


ちなみに、コンステレーションとは、ユングの心理学の概念の一つで、

「ばらばらに存在している星が、遠くから眺めると獅子や白鳥に見えるように、偶然と思われる事柄も、離れて大きな視点で眺めると、何か大きな意味がある。そういった巡り合わせのこと。意味のある偶然。」

この本と今出会えた偶然も、きっと意味のある偶然なんやろなぁ、なんて思ったりするわけです。


そして、
引きこもり青年とその母との様子をみた二郎くんが感じたことは、とても的を射ている。

「意識を失い、ベッドで眠る眞人君の脇で、辺見のお姉さんが心配そうにしゃがみ込んでいた。
その親子の距離の近さに私は若干、違和感を覚える。

近親相姦のような危ういものとは違う。
一般的な親子の絆ではあるものの、辺見のお姉さんは、眞人君の精神的な苦痛や疲弊を、完全に自分のものとして抱え込んでいる。
これは良くないのではないか。溺れる息子を引っ張り上げるはずの彼女が、一緒に溺れてばたばたと手足を振っているかのように見えた。」

不登校の息子の母親経験者としましては、
この状況分かりすぎるくらいよくわかる。

そう、一緒に溺れないことが大事なのです。

今、渦中にいる人がいたら、ぜひこの本読んでみてほしいと思う。

ただ、悪魔憑きではなく、孫悟空憑き、のあたりがイマイチよくわからんので。笑

コラボとして発表された、漫画『SARU』(五十嵐大介)も読んでみようと思います!
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2014.05.28 Wed l 本・アート・音楽・映画 l COM(2) TB(0) l top ▲

コメント

No title
せ、先生、こ、これは、2日の対談用の課題図書ですかっ?
2014.05.28 Wed l 豆. URL l 編集
Re: No title
あら、豆さん!
2日までに読んでいらしてね。笑
エクソシスト
いやまぁ、こんな引っ張るとは‼︎
2014.05.28 Wed l keropaki. URL l 編集

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