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やっと図書館の予約がまわってきて、一気読み。

朝井リョウの『何者』

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『桐島、部活やめるってよ』は、だいぶん前に読んだけど、それほど響いてくるものが正直無かったんです。

でも、これは違った。

読みながら、主人公の視点となって、

主人公のまわりに登場する痛い人たちを、わ、こういう人いるいる!などと実際に思い浮かべていると、

最後に、それはそっくりそのまま自分に向けられドキッとさせられるんです。

(これって多分、著者の思惑通りなんでしょうね。汗)



内容は、大学生の就活の話として描かれているんだけれど、

これは、単なる就活だけに当てはまる話じゃないです。

ツイッターやフェイスブックなどのSNS。

これらの登場って、人とのつながり方を本当に変えたと思う。

それに、ネットっていうのは、自分が何者かになれるツールなんだな、とあらためて感じた。


だからこそ、この中に書かれている

「ほんの少しの言葉の向こうにいる人間そのものを、想像してあげろよ、もっと」

という言葉、すごく大事だと思った。



あと、この小説、ネット世代の若者はもちろんだけど、ぜひミドル・シニア世代が読むべき一冊だと感じた。

今や、この小説にもまだ出てこない「ライン」というコミュニケーション手段もあり、

殺人まで起こってしまっている。

それって、単に手段を規制したらよい、というはなしでなはない、と思うんです。

それらを使っている人たちの思考がどのように陥ってしまうのかを知ることが大事だと思うから。


いやもうほんとに凄く衝撃的な一冊でした。

確かに、心をあぶりだされる感あります。

見たくないところを見せられる嫌な感じもありますが、救いはあるので。

ぜひ読んでみてほしいです☆
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2013.08.06 Tue l 本・アート・音楽・映画 l COM(0) TB(0) l top ▲

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