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今年の初読み は、町田 康の『告白』




この小説、凄すぎやないですか!!


あかんではないか。

なんでうちはこれまでこの人のことスルーしとったんや。

あほや。ほんま、あほや。

こんなすごい作家がおるやなんて。しかもミュージシャンでごっつい男前やん!ぐふふ

今までしらんかった自分をほんまあほやと思う。

あぁーでもな。考え方によっちゃーこれから楽しみが待ってる、ちゅうことや。

おひょひょー!

ガンガン読むでー。読んだるでー。ダダはまりしたるねん!


・・・と、ついついこんな真似をしたくなるくらい(笑)

相当ハマリマシタ。町田康。

きっかけは、年末に書いた「ナインストーリーズ・オブ・ゲンジ」の末摘花なのですが。

こんなに凄い小説書く人だったとは。

800ページにおよぶ分厚い一冊だけれど、徹夜する勢い(しなかったけど)で、

3日で読み終えてしまいました。

ものすごく重いテーマなのに、文章にとってもリズムがあって、たまらんのです!止まんないんです!

しかも、金剛山山麓の赤坂水分村、という場所は、金剛山登山をするときにもいつも通る場所で、

そこから奈良へ抜ける道、ちゅうのもゆうちゃんのお気に入りドライブコース。

何度かお祭の山車にも遭遇したこともあるので、主人公・熊太郎の動きがそのまま想像できたのです。



この小説は、「河内十人斬り」という

明治時代に大阪府南東部の金剛山麓の赤阪水分村で起こった殺人事件がモチーフとなっていて、

その事件とは、金銭・交際トラブルによって、名前通り10人殺害されて当時のビッグニュースとなったのだけれど、

その後事件のことは、「男持つなら熊太郎弥五郎、十人殺して名を残す」と、

河内音頭の代表的な演目となったらしいのです。

10人の人を殺しておきながら、なぜこのように名を残しているのか?

なぜ、熊太郎は10人もの人を殺さなければならなかったのか?



町田さんは、この小説で、徹底的に言語化できない思考を言語化したのだと思います。

不器用で、自分の思考と表現が一致しない熊太郎。

ある意味、熊太郎は、繊細すぎる感性の持ち主で、生きることが苦しかったのだと思う。

もちろん、熊太郎の生き方には、そこはちゃんとせなあかんやろ!と言えることが多いのだけれど。


「人と話が通じない」と感じたことのある人は、きっと熊太郎だけじゃないと思う。

人は、どれだけ思ったことを言語化できているのだろうか。

自分の、本当の本当の気持ちは、どこにあるのか。

そんなことをぐわんぐわん考えさせてくれる一冊でした。



今年は、読書感想文をマメに書くこと!を目標にしたいと思いますw
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2013.01.12 Sat l 本・アート・音楽・映画 l COM(2) TB(0) l top ▲

コメント

仕事柄毎日毎日目の前に大量の本があるのですが、その反動なのかいま全然本を読む気が起きないんです。こんなこと初めてなので戸惑ってます。言葉はヘンだけど、スランプですかねー。
2013.01.21 Mon l もにか. URL l 編集
もにかさん
スランプですかー。
でも、無理して読むことないですもんね。
きっとまたその反動でめちゃくちゃ読みたくなったりするかも?です。^^
そのときにはぜひ、告白でぐふふと笑ってください。(笑)
2013.01.22 Tue l keropaki. URL l 編集

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