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『乾燥機』に、色々と感想を頂きました。

ありがとうございます。

みなさん、フツウに乾燥機使ってるんですね。

「雨の日は、どうやって乾かしてたん?」と、聞かれて、

布団乾燥機でチマチマ乾かしてた。と言うと、笑われました。(汗)

労力使うところ、間違ってたみたいです。(笑)



さて、その後のゆうちゃんですが、様子は変わらず。

昼夜逆転の日があったり、

昼間起きていても、ベッドの上から動かず、飲まず食わずで一日を過ごしたり。

学校もずっとおやすみしたまま。

もうこうなってしまっては、(これまでの経験上)

『場所を変える』というリセット方法しかありません。

場所が変われば、家の中でのこだわりから解放されて、生活のリズムを変えることができます。

ということで、先週末は、またまた淡路島の別荘へ出かけてきました。

金曜日の夜に出発して、二泊を過ごしたのですが、

それはもう動きがスムーズ!

家での動きとは全く違い、早い早い!

朝はサッと起きて出かける準備をするし、食事も三食取ることが出来ました。

よし!これでリセットできたぞー!と、日曜日の夜に帰宅の途についたのですが…。

ゆうちゃんとしては、まだ淡路島に居たかったらしく、

家へ向かって車を走らせると、

「みぎ」「ひだり」「ゆーたーん」の連呼が始まってしまいました。

それでも仕方がないので、強行突破して帰宅したところ、

納得していないゆうちゃんは、車から下りてくれません。(まぁこれもいつものこと)

一時間かけてやっと車から下りたのが1時。

家の中に入っても、うずくまったまま動きません。

結局、眠ったのが朝の6時。

あーぁ、リセット失敗。


ということで、結局、今週も引きこもり生活が続いています。


そこで、カフカの『変身』です。(なんのこっちゃ?ですよね。:笑)

カフカ


いやね。あまりにゆうちゃんがベッドから動かない様子を見ていると、

ふと、カフカの変身が思い浮かんだんです。

で、本棚から引っ張り出してきて読んでみたら、

グレーゴルの言葉って、まるでゆうちゃんから発せられているみたいなのです!


虫に変身してしまったグレーゴルくんは、

必死に家族に気を使いながら、家族を驚かせまい、と行動するのだけれど、

それはすべて裏目に出て、全く理解してもらえず。

反対に、家族が「良かれ」と思う善意の行動は、グレーゴルのことを傷つけるばかり。

例えば、部屋に家具があったら這いずらいであろうと、妹は、家具を運び出すのだけれど、

グレーゴルにとって、小学校から使っていた書き物机や箪笥が運び出されるということは、

むろん思いのまま這い回ることは出来るけれど、

それと同時に人間として生きてきた過去を急速に完全に忘れてしまうこと。

グレーゴルにとって、家具があるために無意味に這い回ることができなくても、

それは不利というよりは大きな利益なわけなのです。


また、グレーゴルくんは、家族の会話に耳を澄ませ、自分の思いを伝えようと、

(壁にへばりついたり、麻布を自身にかけて母親に姿を見せないように、などと)するのだけれど、

それは、家族にとっては反対に怖ろしく、驚かせることになってしまう。

やがて、存在自体を否定されてゆくグレーゴルくんは、排除されることとなってゆく。



ううむ。カフカの変身って、こんな風に読めるんや。と、今更ながらの驚き。

もしかしたら、私が「良かれ」と思ってやっていることは、

全く見当違いで、ゆうちゃんを傷つけていることなのかもしれない。

反対に、ゆうちゃんがやっている(私たちから見れば不思議な行動が)

実は、必死に思いを伝えようとしている行動なのかもしれない。

ゆうちゃんの思いに寄り添うって、どういうことだろう?

あらためて考えさせてくれました。



ぜひ、みなさん。

グレーゴルくんを、自閉症や、鬱や、不登校の子どもなどに置き換えて読んでみて下さい。

何か違った側面が見えてくるはずです。
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2012.06.14 Thu l 本・アート・音楽・映画 l COM(2) TB(0) l top ▲

コメント

No title
実は読んだことないのよ、この小説。そのうち・・・と思っている間に読まずに来てしまった。読むわ!聴覚障害児を育ててる親御さんにも参考になるかも。
2012.06.17 Sun l 豆. URL l 編集
豆ちゃん
私も、有名すぎる文学作品って、実は読んでないってのが多いで~。
たまたまカフカの変身は、昔に読んだことがあったけど、
こんなことが書かれてあるとは、そのときは分からなかったです。
出会うタイミングってのも大事やね。
本との出会いって、人との出会いと同じやなぁ~としみじみ感じました。
2012.06.18 Mon l keropaki. URL l 編集

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