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堺市立文化館で開催中の『安井寿磨子 版画展』を観にいってきました。




安井さんは、堺市在住の版画家。

村上龍、池上永一、瀬戸内寂聴など、著名な作家の書籍の装丁や挿絵を多く手がけておられるので、

作品を見れば、あっ!と思われる方は多いのではないでしょうか。

私たちの世代なら、↓これらいかがでしょ?

31ZPMSWSNFL__SL160_.jpg  村上龍69>

特に、村上龍さんの書籍の装丁を多く手がけておられるのですが、

その村上さんとの出会い、というのが実に興味深いのです。


高校生の頃から、村上龍さんにあこがれていた安井さんは、

村上さんのDJを熱心に聴き、その言葉を録音して書き写していたほどだったらしい!

ずっとその言葉達に支えられ、

さらに『コインロッカー・ベイビーズ』は、ご自身の転機となるきっかけを与えた一冊であり、

それほどまでに、『村上龍』という存在は、安井さんにとって大きなものだったそう。

お二人が出会うきっかけとなったのは、

大阪で開催される村上さんの講演会の新聞記事を見つけたことから。

早速、その講演会へ申し込み、

当日、サインをしてもらう際に、嬉しくて舞い上がり!

別の人に渡すために持っていってた作品(版画)を村上さんに渡してしまったのだそう。

村上さんは、受け取った版画を空港に忘れてしまわれ…。

そのお詫びの電話をもらったことがきっかけ、というのですから。

なんともミラクル!!

人生何が起こるわからない。

「人間万事塞翁が馬」ですよねぇ。


ただ、"ミラクル"というのは、何も無いところからは絶対に起きない、と私は思っています。

まずはアクションを起こすことが必要ではあるとは思うのですが、

単にがむしゃらにアクションを起こしたところで簡単にチャンスは巡ってこない。

大事なことは、

チャンスが巡って来た時に、そのチャンスを掴めるにふさわしい自分になっているかどうか?が、

何より大切なのだと思います。



はじめてみた安井さんの作品は、とても繊細で可愛くて幻想的な世界。

ほわんwとしていて、とても優しいんだけれど、

どこか凛としていて、譲らない強い心が感じられて。

ずっと見ていると、自分がその絵の中に入っていってしまいそうな…

何だかそんな不思議な感覚を味わいました。


安井さんの作品を拝見していると、

まさに、安井さんは村上さんと出会うべくして出会われたんだろうなぁ~。と感じたのでした。


ところで。

実は、「安井さんとわたしの出会い」というものがありまして。

それは、昨夏 『個展 ゆうちゃんのせかい』 を開催した際のこと。

安井さんは、『個展 ゆうちゃんの世界』を企画して下さった方の古くからのご友人で、

個展を開催するにあたり、ゆうちゃんの絵を見てくださり、応援メッセージを贈って下さったのです。

P1020132.jpg


お忙しい安井さんとは、なかなかお会いすることが出来ず、

個展後に、お礼のお手紙を送らせて頂きましたところ、

とても温かいお言葉のお返事をいただき、

ぜひ作品を拝見したい!!安井さんにお会いしてみたい!!と、思っていたのでした。


今回、ドキドキしながらの初対面

お会いした安井さんに、

「とてもパワーある人やね。」と言われてびっくり(笑)

(初対面の方とのご挨拶でそんなことを言われたのははじめてで!
 私のどこにどうパワーを感じてくださったのだろう???)

「ゆうちゃんのこと、応援しているからがんばってね!」との言葉をかけていただき、

嬉しくて!スキップしながら帰ったのでした。(笑)



ところで。余談ではありますが。

実はわたし。安井さんとは真逆に、

村上龍さんの小説というものが苦手でした。

ほんとに安井さんと全く正反対なのですが、

『コインロッカー・ベイビーズ』は、読もうとして読めなかった一冊。

文体が全く馴染めなくて、うけつけなくて、読もうとしても全然読めなかったんです。



村上春樹は、何回読んでも飽きないのに、

村上龍は、何回読もうとしても読めない。

やっと最後まで読めた作品が、たった一冊『半島を出よ』だけ。

ずっと避けてきた村上龍ですが(汗)

これを機会に、

『コインロッカー・ベイビーズ』何度目かの挑戦をしてみようかと思います。



『安井寿磨子 版画展』

2012年2月11日(土)~ 3月11日(日)

堺市立文化館 ギャラリー
(ベルマージュ堺 弐番館 ℡ 0722-222-5533)

JR阪和線 堺駅下車すぐ
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2012.02.13 Mon l 本・アート・音楽・映画 l COM(0) TB(0) l top ▲

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