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新学期が始まり、早くも2週間が経ちました。(ホントに早い!)

3学期。

高等部進学へ向けて、一つ目標を立てていました。


それは、バス登校


現在、一週間のうち一日のみ全日スクーリングなのですが、

その日の登校を、ハハが車で送るのではなく、

「スクールバスに乗って登校する」というのを三学期の目標にしました。

下校のバスにはすっかり慣れたゆうちゃんですが、

朝のバスに乗るためには…。

そーとー 早起き をしなくてはなりません。

そして、何より大切なことは、「学校へ行く」というモチベーション。

「早起きして学校へいくぞ!」という意識がゆうちゃんになければ、

いくら早起きをさせても、動いてはくれません。


「気持ち」の面は、とりあえずおいておくとして。

まず、「ハハがやらなければならないこと」は、

ゆうちゃんが目を覚ましてから、学校へ向かえる状況になるまでの様子を想定、時間を逆算し、

学校へ向かう環境づくりをすること。


まず、家からバス停まで、(真っ直ぐたどり着いた場合)徒歩約10分。

バスの到着時刻が、8時6分

遅くとも7時50分には、家を出る必要があります。

7時50分に家を出るためには…。

さて、何時にゆうちゃんを起こせば間に合うのか?


朝、目覚めてから家を出るまで。

ゆうちゃんには、「やらなければならないこと」が、いくつかあります。

まずは、目覚めてからベッドの中で音楽を(CD一枚)聴きます。

選曲は、色々変わるのですが、ここ一ヶ月くらいは毎日

『交響曲第5番 朝ごはん / 上海太郎舞踏公司B』 を聴いています。

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ベートーベンの第5番にあわせて…

 あ さ ご は ~~ ん  というやつです(笑)

朝にはピッタリですよね☆



CDを聴き終えると、ベッドから出て、家中の雨戸開けとカーテンチェックをします。

なぜか?最近のゆうちゃんのこだわりは、「カーテン」で。

家中のカーテンが、ピシッ!とぶれなく閉まっていないと気がすまないのです。

なので、家中のカーテンがキッチリと閉まっているか?朝一チェックして廻るのです(笑)

それが終わってからやっと、トイレへ行きます。

トイレの後は洗面所で、顔を洗って朝シャン
 (正確には、シャンプーはしません濡らすだけです)

それが終わると着替え
 (時々、ここで座り込んでしまって着替えるまでに時間がかかります)

着替えが終わると、リビングのソファーに座って再びCDをかけます。
 (音楽のない生活なんて・・・ゆうちゃんにはあり得ないのです)


そこまでして、やっと食事が始まります。

食事のことは、前回書きましたように、たっぷりと一時間はかかります。

しかも、上の行動のほとんどにハハも付き合わされるのです!

(カーテンのチェックとか。一緒について廻らされるのです


これを全部クリアーして、家を7時50分に出るためには、ゆうちゃんを何時に起こせば良いのか?

(いや、その前に、、、ハハは、何時に起きれば良いのか?:笑)

・・・

とりあえず、6時半にゆうちゃんを起こしたのですが…。

ギリギリ間に合わず><

バスには、残念ながら間に合いませんでしたが、8時30分には車で家を出発することができ、

はじめて、学級の 朝の会 に参加することが出来ました


目標の「バス登校」までは、もう少し時間がかかりそうですが、

確実に言えることは、"ゆうちゃんに「学校へ行く」という意志がある。" ということ。

その意志は、行動からも充分見て取れるのですが、

先日は、ゆうちゃんがこんな言葉を発したのです。

なんと!ゆうちゃんの口から

がっこう」 という言葉が出たのです!

朝、ゆうちゃんが食事を終え、(バスには間に合わなかったので)車で出かける準備をしていたところ…

ハハの準備が遅くて、(洗濯干しとかやってたら

なんとゆうちゃんが、私にむかって 「がっこう」 と言ったのです。


その言葉は、

「ハハなにしてんの!準備出来たで。はよ学校いくでー!」と、ハハには聞えました。


すごい!ゆうちゃん!!と、その言葉にビックリしながら、

「ごめん!ゆうちゃん」と謝り、あわてて車のキーを取りました。

張り切って学校へ行く姿に、感動せずにはいられませんでした。


ハンガーストライキまでをやって、学校へ行かなくなったゆうちゃんが、

今、自らの意志で「がっこう」へ向かっている。

その事実に、そのゆうちゃんの成長に、本当に感動したのです。


・・・・・


こんなゆうちゃんの姿をみながら、最近思うんです。

自閉症ってなんだろう?って。思うんです。

自閉症には、「絵カード」とか、「視覚支援」とか。プログラムとか療法とか。

それって、一体なんだろう?って思うんです。



もし、私が、そういったものに頼りきっていたとしたら、

きっと今のゆうちゃんの姿はないと思うのです。

「見た目上手くいくこと」ばかりを求めていたら、

ゆうちゃんの意志・本当の気持ちは、聞けなかったのではないかと思うのです。

なぜそんなことを突然書くのかと申しますと、

もう随分前に書いた記事に、ティーチプログラム というのがあります。

これを書いたのはもう数年も前のことなのですが、

実は、いまだに、私のブログには、「ティーチプログラム」で検索をして訪れて下さる方がおられます。

(ブログには、アクセス解析なるものがあり、どんな単語で検索をされているのかを知る事ができます)

驚くことに、ここの『拍手』の数だけが増え続けています。

いまだに訪れる人がいて、たくさんの方が、記事を読み共感してくださっているのかな、と思うと、

本当に嬉しく思います。と同時に、

私と同じように、子育てに、療育に、

迷い・悩み、疑問を持っておられる方がたくさんいるのかもしれないなぁ…と思ったのです。


たった一つだけ。

もし私が、「自閉症の子どもを育ててきた先輩ママ」として、

今まさに子育て渦中で、悩み・迷っている方にアドバイスをするとしたら、

それは、ただひとつだけ。

「待ってあげて欲しい」 ということ。

子どもが持つ力を信じて、焦らないで待ってあげて欲しい。

時間は、きっとおそろしく長いと感じられるでしょう。

(でも過ぎてみれば、それはほんの一瞬のこと)

たくさんの情報に迷わされて、脅迫的に焦らされることもあると思います。

でも、待っていたら、いつか絶対子どもは変わります。

私は今、確信をもってそのことだけは言うことができます。

ゆうちゃんが発した 「がっこう」 という言葉は、本当に本当に重い一言だから。
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2011.01.22 Sat l 今日のゆうちゃん l COM(0) TB(0) l top ▲

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