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廣木 道心さんのオーディオブックが発売されました!

HDoshinCDBook.jpg

「Story ~つよきもののふのうた~」パンローリング刊
CD2枚組みセット 1,260円 (税込)
http://www.amazon.co.jp/dp/4775922874/


廣木さんについては、前に書かせて頂いた記事(こちら)を読んでみてください。


まず、オーディオブックって何?という方がおられると思います。(私もはじめて手にしました)

これは、いわゆるカセットブックとかCDブックなどと言われるもので、朗読や講演がCD化されたもの。

ただ、この CD「STOY~つよきもののふのうた~」 は、インタビューアーと廣木さんのお話という形になっているので、

朗読・講演と言った感じよりも、ラジオを聴いているような感じがしました。


内容は、

廣木さんが確立された自他護身の武術「護道」に至るまでの、

廣木さんが歩んでこられた道とこれから目指す道。

元々は趣味で武道をやっていた、という廣木さんが総合格闘家となり、

 総合護身武術 「躰全道」(たいぜんどう)を確立後、

自他護身の武術「護道」に至るまでの、とても興味深いお話を聴くことができます。

「護道」

それは、自分の身を護るために相手を倒すのではなく、自分を護り相手も護る。というもの。

過剰防衛にならないように、相手を倒さず自分を護る。


では、なぜ廣木さんにこのような概念が生まれたのか?

(前回の記事にはそこの所を書いていませんでしたが)


そこには、廣木さんのお子さんの存在がありました。

廣木さんのお子さんは、ゆうちゃんと同じく「自閉症」という障がいがあります。

お子さんが小さい頃、自傷・他傷行為があり、パニックをおこすことが度々あったのだそう。

そのパニック(噛み付いたり引掻いたり)を止めるため、

自分がやっていた武道を活かして、自分なりに相手を傷つけないようにサポートしていた。

それが、「自他護身」への研究がはじまる第一歩となったのです。


パニックを起こすと、通常ではあり得ない力を発揮する時がある。

いわゆる「火事場の馬鹿力」といえば分かりやすいと思うのですが、

普段の様子からは想像できないような力を発揮する時があります。

では、なぜそのような力を出すことができるのか?

武道をやってきた廣木さんは、「力の概念」そのものにとても興味を持つことになったのだという。


また、障がい者の施設では、パニックを起こして暴れる障がい者をスタッフが暴力で抑えている、

という事実を知り、

相手を傷つけずに、介助者も傷つかず、サポートする方法はないのだろうか?

そう感じたことから研究への道が深まっていくのです。

これまでやってきた武道家(武道の達人たちから学んできたこと)としてのアプローチと、

本を読んだり学んだりした心理学や催眠術などからの学術的アプローチ。

さまざまな方面から研究を重ねる中で出会ったモノの一つに 臨床動作法 があった。

臨床動作法とは、主に、肢体不自由・脳性まひの方達の動かない身体を動かそうとするもの。

「誘導法」という方法を使って、身体を動かそうとする動作法は、


武道の達人がやっていることと似ている 


ある時、そう感じたそうなのです。

そこから、誘導法と武術はリンクしていき、

「格闘技の概念と武道との概念は違っている」ということに行き着き、

自分も傷つかず、相手も傷つけない 自他護身の武術へと発展されていったのです。


「護道」は、これまでの既存の武道とは違い、柔道や剣道のような試合もなく、

空手やKー1のような興行もするつもりはなく、あくまでも自己の能力(身体操作法)を深め、

他者(子どもや被介助者)とのコミュニケーションを計るツールとして利用して頂くことを目的としています。

つまり、それを学んで誰かに勝つためのものでも、誰かが負けるものでもなく、

「引き分け(みんなが勝つ)の武道」を目指しています。

そしてそうした活動の副産物として、自他護身の技術から共存意識が芽生え、

共に生きる社会環境の実現に貢献できればいいな、と思っています。


これが、廣木さんの思い。



お話を聴かせて頂いていると、

廣木さんの生き方、というか、人生の不思議さ、というか、必然性というか… 

なにかそういった部分にわたし個人としてはとても惹き付けられました。

廣木さんがこれまでやってこられた様々なことが、だんだんと結びつき、統合され、新しいものを生みだす。

そして、それはさまざまな人との出会いによって導かれてゆく。


廣木さんがこれまで歩んでこられた道は、

「ご自身の気づき」と、「人との出会い」によって作られてきた。と私は感じたのです。


今、私が、生きていく上でとても大切だと感じていることは「自分で気がつくこと」。

どんなことも、「気づき」が無ければ何も始まらないし、何も変わらない。

そして、「気づくこと」ができると豊かになれる。

豊かになれると、自然と出会いと縁に恵まれる。

ちょっとスピリチュアル的ではありますが、

まさに廣木さんはそのような生き方をされている方だと感じたのです。


「 オーディオブック~つよきもののふのうた~廣木道心編 」は、

すでに、日本最大級の電子書籍・オーディオブック販売サイトでじじ主催の企画

「オーディオブック・アワード2009」にて「オーディオブック・アワード特別賞」を受賞されています。

http://www.digigi.jp/bin/mainfrm?p=topics/award

2009年「305タイトル」ものオーディオブックの中から、

「心に残る為になった一冊」として購入者が選んでいる一冊です。


武道に興味がない方にも、人生を豊かにするちょっとしたヒントがもらえる一冊だと思います!

ぜひ聴いてみてください☆
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2010.01.15 Fri l 本・アート・音楽・映画 l COM(2) TB(0) l top ▲

コメント

護道のこと
 以前紹介された時から気になっていた廣木道心氏、どんな人なんだろうかと、早速youtubeとgoogleで検索してみた。なるほど、過去に少林寺拳法と芦原空手を学んでいたのか。そういえば、芦原空手に似た動きが見える。例えば足さばきや相手の側面や背後に回り込む運歩法がよく似ている。また、介助に使えそうな技も見かけました。 武道というのは、入門しても使えるようになるまでにはなかなか、長い時間がかかるものですが、この先生、まだまだお若いし、誰でも習得して利用できる一般化された介助法を考案していただけたらありがたいいですね。
 もし、相手の側面や背後に回り込む練習をするなら、華やかな上半身の動きは見ないで(隠して)足をどのよように動かしているかを注視し、記録をとって模倣するとうまくいくこともありますよ。
                                                     岩崎
2010.01.19 Tue l 岩崎. URL l 編集
岩崎先生
ビックリしました!
先生は、武道もご経験されているのですね。
「華やかな上半身の動きは見ないで(隠して)足をどのよように動かしているかを注視し、
記録をとって模倣する。 」
なるほど!
私も子どもの頃、空手を習っていたので足の動きの大切さ、わかります!
「書道に武道」
在学中に教わることは出来ませんでしたが、
今からでも遅くないでしょうか…?
またお話聴かせてください。
よろしくお願い致します。
護道の稽古報告もまたさせていただきます!
2010.01.20 Wed l keropaki. URL l 編集

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