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ゆうちゃんが学校へ行かなくなって、半年が過ぎていきました。

ふと、そろそろ「不登校」と呼ばれる部類にカウントされてしまうのだろうか?

そもそも不登校の定義とは、一体何だろう?と調べてみると…


文部科学省による公式な定義では、

「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しない、
あるいはしたくともできない状況にあるため、
年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いたもの」としている。


そっか。ゆうちゃんも「全国の不登校者数:13万人」の中の1カウントなんだ。と思っていました。


そんな時。


ある人が、アンスクーリング という本を私に貸して下さいました。



アンスクーリングとは?

学びの主体である子どもがその時々の興味・関心・必要性に応じて、

さまざまなリソース(学習資源)を利用しながら学ぶのを親がサポートしていく共育方法。



きっと、アンスクーリングという言葉は聞いた事がなくても、

ホームスクーリングという言葉を耳にした人はいると思うのですが…


アンスクーリングとホームスクーリングの違いは

ホームスクーリングにおいて、

あえて学校のカリキュラムや達成目標を取り入れず、

子どもたちの関心事に任せて一種気ままな生活スタイルをとるアンスクーリング(UNSCHOOLING)と呼ばれる場合があります。

アンスクーリングが親の責任放棄と同義語のいわゆる「ほったらかし」と決定的に違うことは、

親が教育について十分に学び熟慮した上で、子どもの成長過程で、

教科学習をあえて絶対的必須条件と考えないことです。




2004年に、日本初の「アンスクーリングガイドブック」なるものが発行されていて、

沢山の人達が、「学校へ行かない事を望んで選択」されていることが書かれてありました。


興味深かったのは、

米の心理学者ラリー博士が「初対面同士の子ども達がどう振舞うか」という実験において、

登校児童とホームスクーラーを比較研究した結果。

「登校児童よりも、ホームスクーラー達の方が協調性・社交性に富んでいる

という意外な結果が出て、学校が社会性を育むのではない」
と証明したこと。


普通の感覚では、

「学校へ行かないで社会性・協調性がどうやって育つのか?」

と考えてしまいます。

でも、アンスクーリングをやってきた子ども達をみていると、

子ども達の社会性・協調性は自然に豊かに育っているというのです。

そもそも、学校での集団生活=社会性・協調性と勘違いしている所が間違いだと書かれています。


家庭は、学校のように塀で囲み校門を締め切って監視カメラをつけたりせず、

そのまま社会の中に存在します。

同じ年齢の男女だけを集めてクラス分けし、

そこに指導者として絶対的権力を持った大人が一人いて、

決められた日課を消化するという組織集団は、社会にはあまり存在しません。

学校という場所が、特殊な場所なのです。


とはいえ、私自身は楽しく学校生活を送ってきた子どもの一人だったし、

みんなの中で学ぶ事の大切さも実感しています。

では、それが万人に当てはまるのか?と言えば、それは違っていると思うのです。

ゆうちゃんは、「ご飯を食べない」という身体を張った方法で学校へ行かないという自己主張をしました。

それはもう、何が何でも受け入れるしかありませんでした。

だから、私自身は「学校へいかない」事をネガティブに考えた事はありません。

学校へいかない事がゆうちゃんの選択であり、

今、この時間がゆうちゃんにとって大切な時間だと考えているからです。



全国には「学校へ行かなくちゃならない」と、

不登校を否定的に考えている人達がたくさんいる事もこの本を読んで知りました。

きっと、学校へ行きたくなくて苦しんでいる子ども達は、たくさんいるのだと思います。


「学校だけが全てじゃないよ」

「学校へ行かないという道を歩んでもいいんだよ」

そして、「学校へ行かない事を望んで選択している人がたくさんいるんだよ」という事を、

もっと沢山の人達に知って欲しいな。と思ったのでした。

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2007.03.20 Tue l 今日のゆうちゃん l COM(4) TB(0) l top ▲

コメント

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2007.03.20 Tue l . l 編集
麗さんへ。
たどり着いて下さってありがとう♪

悲しいけど…まだ、今の世の中は、学校へ行かないと責められちゃうんだよね…。
でも、アンスクーリングを知って、それは少しずつだけど、
変わってきているのかもしれないな~と思いました。
うちのゆうちゃんも、この先、学校へ行かない選択をするかもしれません。
でも、それは、ゆうちゃんの人生だから、
ゆうちゃんの生き方を尊重していきたいと思ってます。

小学校や中学校へ行かなくても…
大検受けて大学へ行く!!って方法もあるし。
麗ちゃんの人生だから、麗ちゃんが選び取って進んでいってください♪
こちらこそよろしくね。
2007.03.21 Wed l keropaki. URL l 編集
keropakiさん、私は昨日で10歳になったユウという息子を持つ母です。
ユウはずっと昔からアンスクーリングで育っているんですよ~。
今は父親が住む沖縄へバースデー旅行中です。
好き嫌いはハッキリしていますが、たいへん社交的な子です。

私たちは昔々から窮屈で間違った常識に縛られて生きていますよね。
そうしたひずみが、今どんどん社会に出てきています。
人の幸せを基準にしていない社会であれば、破綻の方向に進むのは当然ですよね。

でも、大切なわが子たちの人生を、そんな道に載せるわけにはいかないよな、と思います。
気づいた人から始めなきゃ・・・というより、気づいてしまったら始めざるを得ない。
そんな気持ちでおります。
2007.09.20 Thu l mom. URL l 編集
momさんへ。

はじめまして。そしてコメントありがとうございます!
アンスクーリングを実践されてる…
そう聞くだけでとても心強い気持ちになります。嬉しいです。

「気づいた人から始めなきゃ…」
そうなんです。
私は、ゆうちゃんに本当に色んな事を気付かせてもらっています。
私達は、今まで学んできた学校教育の中で、
先生の言う事や教科書は絶対正しくて、覚えていくことが勉強だと育ってきてしまったように思います。
でも、そうではなく、自分で考え、判断できる力を作っていかなければならないんですよね。

まだ、気づいたばっかり、未熟で、この先どうなるのか?全然予測もつかない私とゆうちゃんですが…
これからもどうかよろしくお願い致します。

2007.09.20 Thu l keropaki. URL l 編集

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