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佐世保の高1女子も、『ユリゴコロ』を手に入れたかったのでしょうか。

「人を殺したかった。」

最初は、小さなカタツムリの命を奪うことで得られた「ユリゴコロ」。

空っぽの私を満たしてくれるユリゴコロ。


「ミチルちゃんがこと切れるまでの間、私のまわりにいつもある、あのいやな感じがすっと鎮まって、

 庭じゅうの木も石も、空も、その向こうに広がる世界も、清潔な感じに輝いていました。

 これが世界のほんとうの姿だという、不思議な直感がありました。

 ほんとうの世界の真ん中に、自分がちゃんと立っているのが奇跡のように思えました。」


この小説の少女と佐世保の少女が、リンクしてしょうがなかった。

人を殺すことでしか得られなかったユリゴコロは、「アナタ」と出会い、本当のユリゴコロを知る。

ユリゴコロを説明するのは難しい。

でも、『ユリゴコロ』と表現した沼田まほかるさんは、すごいと思う。

本当にすごいと思う。


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2014.07.29 Tue l 本・アート・音楽・映画 l COM(0) TB(0) l top ▲
ゆうちゃんを送り出した後、ジョギングするには暑すぎるので、

そうだ!と思い、地域の体育館のプールへ泳ぎに行ってきました。

ゆうちゃんと一緒でなく、自分のためにプールで泳ぐなんて、いったい何年ぶりかな、なんて思いながら。

本来、走ることよりも、泳ぐことのほうが好きなので、(元水泳部!)

久しぶりのあの塩素のニオイにわくわくしながら、体育館に到着しました。

駐車場に車を入れる段階で、なんとなく、あれ?っと思ったんです。

車がいっぱいで、第二駐車場にしか置けないんです。なんで?

今日は平日やのに、体育館でなんかあるんやろか?とか思いながら、更衣室に入ってみると、

ロッカーが、ほとんどうまってるんです。

えー?朝から、こんなにプールで泳ぐ人がおるんやろか?と思っていると、

ロッカーで、だべっているおばちゃんたちの会話が耳に入ってくる。

おばちゃんA「あんな。うち、こないだも娘家族と外食したら、またお金払わされてんけど、みんなどうしてはるん?」

おばちゃんB「えー!うちそんなん、絶対払わへんで。」

おばちゃんC「そんなん、最初から分けへんからあかんのやんか。娘に言うたらええやん!」

おあちゃんA「私、よう言わへんねん。気い弱いんかな。。」

おばちゃんB「孫かて、もう小学生やろ?小学生いうたらもう食べるの大人やんか。そんなん払うことないで」


もうね。聞こえてくる会話があまりに酷くて、、、

しかもなんかチラチラこっちの方を見てくるので、目なんか合わしたら、強制的に会話に参加させられそうな恐怖を感じ、

ダッシュで着替えて、プールへ向かいました。

シャワーを通り抜け、プールに出た瞬間、びっくり!!!

ここは、老人クラブか?デイサービスか?

25mプールにめいっぱい、じじばばがいるんです。(平均年齢70くらい?

この光景にほんまにびっくりして、思わず後ずさりしそうになったくらい。

それでも、せっかく来たんだから、、、と、思い切って、「上級者コース」を選んでプールに入る。

そうすると、どうやら10時からアクアビクスタイムに入るらしく、

2コースが塞がれ、インストラクターが現れレッスンがはじまりました。

その2コースに40人くらいが移動した際に、隣のコースが空いたので移動し泳いだんですが、

アクアビクスの隣のレーンだったために、横波がぐわんぐわんやってきて、泳ぎにくいったらありゃしない。

50m×10本泳いだだけで、そそくさと逃げるように帰ってきました。


帰りのロッカーでは、案の定おばちゃんたちの会話に入れられそうになるし(汗

「あら、若い人、みかけへん人やねー」ってな感じで。

とりあえず、にこやかに会釈はしましたけど、急いでますっ!!って態度を全身で表現して(笑

ほんまに逃げるように帰ってきました。

やれやれ。

やっぱり暑くても走ろっかな。(汗





2014.07.18 Fri l 今日のゆうちゃん l COM(3) TB(0) l top ▲
久しぶりの米ドラマ。

『24』後のキーファー・サザーランド主演のドラマです。

24好き、ジャック・バウアーらぶ!の私にとっては待ってました!といったドラマ。

しかも、内容をチェックしてみると、なんと自閉症の息子と父の話ではないですか!

これは、みないわけにはいきません!!

ってことで、シーズン1観てます。(現在進行形

とりあえず、Wikipediaから内容を。

***
元ジャーナリストでシングル・ファーザーのマーティン・ボーム(キーファー・サザーランド)は、
自閉症の息子ジェイクと意思を通じるため、あらゆることを試みる。
だが、ジェイクは決して口を開かず、ほとんど感情を表に出さず、
触れられるのを嫌がり、自らも滅多に他人に触れようとはしない。
学校などから突然姿を消してしまうことも頻繁に起こる。

そんなある日、実はジェイクには、数字を通して過去・現在・未来、
そして世界各地の人々の繋がりを知覚する能力があるらしいと、マーティンは気付く。
ジェイクはそういった繋がりに異状を感じると苦しくなり、
マーティンに数字を見せることによって助を求めているのだ。
マーティンはそのメッセージの意味を探りながら、さまざまな形で人助けを行うようになる。

しかし、そんなマーティンの行動は、ソーシャルワーカーの目には奇異に映り、
父親としての資格が問われることになる。ジェイクを助けたいという気持ちと、
ジェイクの養育権を失いたくないという気持ちが葛藤する日々が続く。

その過程で、ジェイクと同じ特殊能力を持った少女アメリアが以前、
謎の死を遂げたらしいとわかってくる。どうやら、
ある大企業がジェイクの養育権をマーティンから取り上げようとしているのは、
ジェイクの特殊能力とも関係があるらしい。
http://video.foxjapan.com/tv/touch/oyaji/
***


一言も言葉を発することなく、人に触れられるとパニックを起こし、数字にしか興味を持たない息子ジェイク。

言葉でコミュニケーションが取れない息子と必死になって会話しようとする父マーティン。

ちなみに、お母さんは911で亡くなっている、という設定。

あくまでも自分視点で、ジェイクに話しかけたり接したりするマーティンなんだけど、

ジェイクは、数字でしか意思を表わさない。

最初は、全然かみあってなくて、振り回されまくりのマーティンが、

だんだんと要領を得るようになり、ジェイクが提示する数字から伝えたいことを理解できるようになっていく。

その過程がね。

まるで、ゆうちゃんとのやり取りのようで、わかるーってシーンがいろいろあるんですよ。

ドラマの本筋とは関係のないシーンばかりだけど、細かいところ一つ一つがツボで。

例えばちょっとしたマーティンのセリフ。

ジェイクと博物館へ出かけることになった時に、マーティンが発した言葉。

「この前、科学館へ行った時は、3時間トイレにたてこもられたからなぁ。。。」

・・・うわぁ、ゆうちゃんと一緒やん!笑 みたいな。

こういう 「ある!ある!」に、思わず ニヤッとしてしまうのです。

言葉を話さないジェイクと、なんとかしてコミュニケーションをとろうと日々一生懸命なマーティン。

そして、ジェイクもジェイクなりの方法で、なにかを伝えようとする。

そのなにかが伝わった瞬間が、ゆうちゃんのこだわりを理解できた瞬間と重なり、

わかるわかる!!と、うれしくなるのです。

コミュニケーションって、言葉だけじゃないよね。


24後に、キーファーがこのドラマを選んでくれたことが、とてもうれしい。

ただ、残念なのは、視聴率低迷でシーズン2で打ち切られたこと。

そして、途中に出てくる『日本』の描き方が、あまりにもひどすきること。

サムライ・刀・ツナミ  どれも無茶苦茶でした。ひどいもんです。


更に言ってみれば、どうみてもキーファーは、ジャックにしか見えない(笑

ここでもやっぱり「Damn it!!」連発してるし。(笑

キーファーは、もうジャック以外にはなれないのではないでしょうか。


そして、これを書いていてふと思い出して記事を探したんですが、

前に読んだ小説 『解錠師』

このドラマ、この小説から着想得てない?

女の子の名前「アメリア」やしね。いかがでしょう?

http://keropaki.blog16.fc2.com/blog-entry-732.html
2014.07.17 Thu l 本・アート・音楽・映画 l COM(0) TB(0) l top ▲
平野啓一郎『決壊』読了。



読了後も後味の悪い、しんどい一冊やった。

途中、秋葉原の事件の「加藤智大被告の弟自殺」のことを思い出し、
ググったりしながら(興味ある方は→)http://gendai.ismedia.jp/articles/-/39034
小説と現実の事件をいったりきたり、被害者遺族、加害者家族を想像し、

唯一、感情移入出来るとしたら、被害者良介の妻が、
子どものために前向きに生きようとする姿かな、と考えながら読んでいた。

***
余談ですが。
加藤智大の弟の言葉
 「突きつめれば、人を殺すか自殺するか、どっちかしかないと思うことがある」

なぜ、兄の犯罪を見てなおそう思うのか?
どうしても理解できない。
そして、理解できないから興味を持ってしまう。
***


いつもそうなんだけど、私の視点は、「母親」へいってしまう。

昨今、被害者遺族への支援については語られるようになってきたけれど、
加害者家族については、まだ聞こえてこない。

秋葉原の事件では、加害者が母親に虐待を受けて育ったことが、話題になっていましたが、

この小説の中で殺人を犯す中学生の母親の愛情も歪んでいる。

どうにも歪んでいるんだけれど、

当人は、歪んでいるとこれっぽっちも思っていないから、とても難しい。

凶悪な事件が起こると、必ず加害者の生い立ちが取りだたされ、
その育ちの異常さに触れることになる。

でも、だからといって、同じ境遇のひとが、みんな人を殺すのか、というと、当たり前だけど、普通はしない。

その境目はどこなんだろうと考える。。

一つの殺人が起こると、これほどまでに、まわりの人たちの暮らしを破壊するのだ、ということを想像しなくてはならない。

まさに、小説の役割ってそこなんだろう。

平野啓一郎、しばらくハマりそう。

次、『ドーン』いきます。
2014.07.13 Sun l 本・アート・音楽・映画 l COM(0) TB(0) l top ▲
すごく不思議な小説を読んだ。

『岸辺の旅』湯本香樹実




死者との旅。

「生きていることと、死んでいることとは、もしかしたら同じことかもしれない。」

『錦繍』に出てくるこのセリフが思い浮かんだ。

水の音が聴こえ、

そして、ドビュッシーが聴こえてきそうな、そんなお話だった。

2014.07.03 Thu l 本・アート・音楽・映画 l COM(0) TB(0) l top ▲
先週、またまた素敵なご縁を頂き、某大学の講義に、ゲストスピーカーとして、お邪魔させて頂いてきました。

今回は、ゆうちゃんも一緒に。

これまでにも、ゲストスピーカーとしてお話をさせて頂いたことはありましたが、

ゆうちゃんが一緒なのははじめて。

お話を頂き、少し悩んだのは、ゆうちゃんをどうやって、大学まで連れて行くか?ということ。

いま、順調に通っている最中なので、出来ればこのペースを崩したくない。

その日を休みにしてしまうと、休みモードの動きになってしまい、講義の時間に間に合わないことにもなりかねない。

うーん、どうしようか?と思い、思い切って施設の方に相談をしてみました。

もし可能であれば、普段通りの送迎で施設まで行き、その日は、大学へ外出する、ということに出来ないだろうか?

更に可能であれば、ゆうちゃんに関わって下さっているスタッフさんも一緒大学へ行くことは、出来ないだろうか?と、お願いしてみたのです。

すると、どうでしょう。

即答で快諾!してくださったのです。

ゆうちゃんのペースを崩さない方が絶対良いので、そうしましょう。

また、大学で話をする機会なんて無いことなので、喜んでご一緒します。

と、本当に快く引き受けてくださったのです。

この柔軟さに、感謝!感激!

二人で行くには少々不安がありましたが、強い助っ人を得て、本当に安心して出かけることができました。

大学には、時間通りに到着。

相変わらずの、やる時はやる男ぶり発揮。笑

学生さん達と一緒に席に着き、ずっとお絵描きに没頭していました。

学生さん達の反応は、それぞれ。

なんといっても、300人という大勢の講義だったので、

後ろ三分の一は、ずっとしゃべくっていたり、扉から出たり入ったりの、グダグダぶり。

それでも、前三分の一は、しっかりと前を向き、話を聞いてくれていました。

講義が終わってから、わざわざ話をしに来てくれた学生もいて、何かは少しでも伝えることが出来たかな?と、思うことが出来ました。

数日後、先生から早々に学生さん達の感想文が届きました。

300人程の感想を読みながら、とても気になったのは、

「ゆうちゃんがうらやましい」や、「お母さんが、ゆうちゃんのことを第一に考えているように感じて、彼は、本当に幸せだと思った。」

などという感想がいくつもあったこと。

ほとんどの学生が一回生だったこともあり、ゆうちゃんと同い年なんですよね。

ゆうちゃんのこだわりとどんな風に付き合ってきたか、という私の話を聞きながら、

もしかしたら、学生達は、無意識に自分自身を振り返っていたのではないか?と感じたのです。

なかには、支援学校の存在すら全く知らなかったと書いている学生もいて、いったいどんな教育を受けてきたのだろう?と、心配になりました。

大丈夫か?この子たち。

もちろん、私が伝えたかったことをしっかりと受け止めてくれている嬉しい感想もあるんだけれど、

ゆうちゃんをうらやましいと感じる裏に、
これまで、お勉強ができる『良い子』を生きてきた姿が見えるようで、

「私を認めて」という声が聞こえてくるように感じられて、
なんだか苦しくなったのでした。


いったい日本の未来は、どうなっていくのだろう。

以下、Facebookで話題になっていた詩。


明日戦争がはじまる / 宮尾節子

まいにち
満員電車に乗って
人を人とも
思わなくなった

インターネットの
掲示板のカキコミで
心を心とも
思わなくなった

虐待死や
自殺のひんぱつに
命を命と
思わなくなった

じゅんび

ばっちりだ

戦争を戦争と
思わなくなるために
いよいよ
明日戦争がはじまる

2014.07.01 Tue l お料理・その他 l COM(0) TB(0) l top ▲
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