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一年ぶりに、牧口一二さんのお話をお聴きました。

牧口さん(NHKの番組「きらっといきる」のまきさんです!)のお話は何度もブログに書かせてもらっていますが、

毎年、お話を聴かせて頂く度に、たくさんの事を学ばせて頂いてます。

これまでの記事は→ コチラ と コチラ


今回、とても印象に残ったお話が、「本当の理解とは?」


よく、「物事を理解した」 と思う時を、「物事が自分の中にストン!っと入ってきた時」

だと思っている人が多いと思う。


でも、本当の理解ってそうじゃない。


本当に物事を理解するって…

物事が自分の中にストンと入ってきた時ではなく、

自分の今までの価値観がひっくり返された時」だとおっしゃったのです。

今まで自分が持っていた知識や経験なんて、ちっぽけなもの。

ある出会い(きっかけ)で、自分が持っていた価値観がひっくり返された時。

その時が本当の理解だとおっしゃったのです。


まさに!おっしゃる通り…

私は、ご飯を食べなくなったゆうちゃんに、自分が今まで持っていた価値観をひっくり返されました。

その時から、本当の理解が始まったのだと私は感じたのです。


物事って、知れば知るほど、自分がどれほど無知であるかを思い知らされます。

何事にも謙虚に生きる!

改めてそう心に止めておこうと思いました。
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2008.04.29 Tue l 今日のゆうちゃん l COM(2) TB(0) l top ▲
中学生生活が始まり…二週間が過ぎました。

週3回。我が家にやって来て下さる担任の先生は…

先生と言うよりも・・・・歌のおねえさん

とっても素敵な音楽の先生なのです!!

ほんわかタイプの可愛い先生は、ゆうちゃんの好みのタイプ(笑)

初対面からとてもいい感じで始まりました☆

まずは、ゆうちゃんと仲良くなることから!と…

ゆうちゃんの日常生活に、先生が入り込んでいって下さる感じで始まりました。

朝10時に先生が来てくださった日には、ゆうちゃんはまだ食事中。

ゆうちゃんのすご~い食事に先生は驚かれながら…


ちなみにゆうちゃんのすご~い食事とは…ゆうちゃんが言ったものが次々と出てくる食堂状態のコト(笑)

食べてくれなかった時の事を考えると…ゆうちゃんが食べたい!と言ってくれるほど嬉しい事はありません。

ゆうちゃんが「食べたい」と言おうものなら、何だって作っちゃいますから


一緒に食事に付き合って下さり、それから、はじまりのうた「おはよう♪」をピアノを弾いて歌って下さいます。

今日は、なんと!ゆうちゃんも先生と一緒にピアノを弾きました!

(あ、もちろん弾くといっても鍵盤をたたくだけです…)

ピアノ


見てやって下さい!この嬉しそうな顔!


先週一週間は、明らかに先生が来るのを待っている様子のゆうちゃん。

朝、いつもなら目が覚めてもなかなか布団から動かないゆうちゃんでしたが…

「せんせいくるよ~!」の一言で、パアッと起き上がって着替えるのです。

信じられないでしょ!!!!!

そして、先生が来ない金曜日は、まるで… 551の豚まんのないとき! 状態!(笑)

(あ、551の豚まんのある時!ない時!ってCMは関西限定でしたっけ?)

いや、本当につまらなそーな、たいくつそーな顔をしているんですよぉ~!



とにかく、素晴らしく順調に滑り出した中学生生活です。

年明けに動き出したことから始まり、卒業式、入学式、…そして、とっても素敵な出会い。

あまりに良い事が続きすぎて怖いくらい。

後で何か足をすくわれるようなことが起こるんじゃないか?と怖くなったりしてます。

今まで… 「できた!よかったー!全て順調!」 なーんて言ってた後にやってきたモノが、

良かった例がありませんから。

だから、こういう時はあえて要注意。

私自身、気を引き締めて、自分に何かを課しておこうと思う。


人生プラマイゼロだから。

今がプラスだったら、必ずマイナスもやってくる。

だから、あえてプラスの時にマイナスを課しておかなきゃいけないんですよね。

ゆうちゃんには、本当に色んな事を教えられています。


順調に始まった新生活。これからが楽しみです!
2008.04.23 Wed l 今日のゆうちゃん l COM(10) TB(0) l top ▲
佐村河内 守さんの自伝を読みました。

佐村河内


「佐村河内 守」という名前は聞いた事がなくても…

鬼武者というPS2のゲームをご存知の方はたくさんいるはず。

(ゲーム音痴の私でさえ知っていたくらいですから!)


佐村河内さんは、鬼武者の音楽:交響組曲『ライジング・サン』の作曲者。

そして 全聾 なのです。


この本との出会いは、佐村河内さんのインタビュー記事を読んだ事から。

そこに書かれてあったのは、


「僕は何も乗り越えていない。 僕のような境遇にいる人達には、

     同じように苦しみ続けている姿しか励ましにならない。」


この一行に、ものすごく惹かれました。

この人の事を知ってみたい!って思いました。

安直に、全聾の作曲者って、まるでベートーヴェンみたい!などという言葉で、

この人の事を表現してはいけないような…そんな気持ちになりました。


そして、読み始めた「交響曲第一番」には、壮絶な人生が書かれてありました。



4歳でピアノをはじめ、母親からピアノのスパルタ教育を受けて育ち…

10歳の時に、「自分は何が好きなのか」を突きつめて考え導き出した答えが、

「交響曲をやりたい!」 「交響曲を書く!」 だったのです。

(たった10歳で。ですよっ!!!)


そこから彼は、ひたすら「交響曲第一番」に向けて、歩み始めるのです。

音大に進むことを頑なに拒み、独学で音楽を学び続け、上京。

しかし、音大を出ていない彼には、苦難の道が待ち受けていました。

それに加えて、被爆二世である彼に襲いかかるすさまじい偏頭痛の発作。

弟の突然の事故死。

耳鳴り。

その耳鳴りは、軽度→中度→重度 と、どんどん重くなっていき、

35歳で全聾となってからも、耳鳴りはやむことはなく、その苦しみに発狂し、精神をも侵されていきます。


彼にあるものは、ただ一つ「音楽」のみ。

耳で聞こえなくても、彼の頭の中では、絶対音感で演奏が聴けるのです。


全聾でも作曲が出来るのか?


それを自分自身でテストするために、

幼少の頃から親しんできたベートヴェンの「月光」のメロディを頭の中で流し、

その旋律を五線紙に記譜していき、完成後に本物の楽譜と照らし合わせ一音のミスがない事を確認し、

「音が聞こえなくても作曲を続けられる」と確信し涙した…と書かれてありました。

しかし、そうして出来上がった《交響組曲 ライジング・サン》の製作発表の当日。

自作の劇伴音楽が一流のプロの楽団によるオーケストラで演奏される…何より待ち望んだその日。

自分だけがその音楽を聴けないことに直面するのです。

わかっていたこととは言え、目の前での聴こえない生演奏のステージ。

それは、彼に耐え難い絶望感を与えるのでした。


作曲家人生のリタイアを決意した彼ですが、

全聾になって初めて、自分が音楽だけに生き過ぎてきた事に気づくのです。

音楽以外に何も出来ない。

でも自分には、絶対音感があり、全聾になってもなお運よく作曲できる--。

「耳がきこえなくなったからこそ、音楽しかなくなった」 という痛烈な逆説に思い至るのです。

しかし、

容赦なく襲う耳鳴りに加えて、酷使した指は動かなくなり、とうとうピアノも弾けなくなってしまいます。

精神をも侵され、二度の自殺を図った彼ですが、ある不思議な少女の出会いに助けられるのです。



最後に、彼はこう書いておられます。


「人は光の中にいると、小さな光は見つかりにくいものです。

 だから次から次により強い光を求めてしまいます。

 人は闇に堕ちて初めて、小さな光に気づくのでしょう。」


「真実は闇の中にこそ隠されている--。

 宝物は決して光の中でなく、闇の中にこそ巧みに隠されているように。」


《交響組曲 ライジング・サン》 聴いてみたいと思います。
2008.04.15 Tue l 本・アート・音楽・映画 l COM(13) TB(0) l top ▲
本日、無事に中学校の入学式を迎えることが出来ました!

卒業式と同様、式には間に合わなかったけれど…

ゆうちゃんの足で中学校へ向かうことができました

一歩一歩、確実に前へ進み始めています!


そして、明日から訪問教育が始まります。

そうなんです!

ゆうちゃんは「訪問教育」という道を選びました。

まずは、何よりも「訪問教育」という道を選ぶことが出来る学校へ就学できた事に感謝しています。

小学校の先生、教育委員会の先生、就学先の中学校の先生。

たくさんの方にお世話になりました。本当にありがとうございました。


ゆうちゃんオーダーメイドの学びが明日から始まります。

先生が家に来るってどんな感じなのだろう…?

はじめての事、未知の事だらけですが…

新しい生活に、何だかワクワクしています!(←これ、ハハの心境)




「ねぇ ぼくらがユメ見たのって 誰かと同じ色の未来じゃない

 誰も知らない世界に向って行く勇気を ミライ っていうらしい…」


そんな歌に勇気をもらって…明日からがんばりますw
2008.04.09 Wed l 今日のゆうちゃん l COM(8) TB(0) l top ▲
カーヴァー


ご存知の方はお気づきだと思うのですが…

「 ささやかだけれど、役に立つこと  A small , Good Thing 」

というのは、レイモンド・カーヴァーの短編小説(村上春樹:訳)です。


短編小説は、好んで読まない私ですが。

春樹さんの短編は、べつ!

その春樹さんの短編小説の源が、レイモンド・カーヴァーというワケなので。

カーヴァーの短編小説は、春樹さんの小説を超えて。とても面白いのです。


春樹さんも書いておられますが、

カーヴァーの短編小説というのは、難解なものが多く…

難解と言っても、読むのが難しいのではなく、読むにはとても読みやすくスラスラと読めてしまうのだけれど、

読み終わった後に、頭の中が 「???????」 となってしまうのです。


何といいましょうか…。

ジブンは、ただ傍観していただけなのに、いきなり何かをポン!と手渡されてしまった感じ。

何の前触れもなく、ジブンに何かを託されてしまって…

「えーー!後はどうしたらいいのぉぉぉ?」

って感じなのです。

(あ、よく分からないですか?(^^;) 表現下手でスミマセン。)


「ささやかだけれど、役に立つこと」というお話は、

そんな難しい短編の中で、とりわけ解かりやすいお話です。


そのお話は、息子のバースデイ・ケーキをパン屋へ予約しに行く所から始まります。

誕生日の朝。

息子は、事故に遭いこん睡状態に陥ってしまいます。

母親は、バースデイ・ケーキを予約した事など、すっかり忘れさってしまいます。

そんな事を知る由も無いパン屋の主人は、家に何度も電話をかける。

「あんた、息子の事を忘れたのかい?」と。

こん睡状態から目覚めるコトだけを祈っている母親は、この電話の主を「撃ち殺してやりたい!」とさえ思う。

その後…残念ながら息子は亡ってしまいます。

ふと、バースデイ・ケーキを予約していたことを思い出した母親は、電話の主がパン屋であると気づきます。

そして、両親はパン屋を訪れるのです。

事情を聞いたパン屋の主人は、両親に謝罪し許しを請う。

そして、焼きたてのパンを二人に勧めるのです。

「何かを召し上がらなくてはいけませんよ。

 よかったら、私が焼いた温かいロールパンを食べてください。

 頑張って生きていかなきゃならないのだから。
 
 こんなときには、ものを食べることです。

 それはささやかなことですが、助けになります。」


簡単に内容を説明しちゃうと、こんなお話なのですが…

この小説を読んでいると、「焼きたてのパン」が人の心を温めていってくれる様子がとてもよくわかるのです。

日常生活の中にある当たり前の事が、時には救いになる事がある…

そんな事がとても上手く表現されていて、最後の一行にジーンと余韻が残るのです。



きっと、ハマってしまう人は、クセになっちゃうカーヴァーの短編小説。

春樹セレクションの中で…私は、この「ささやかだけれど 役に立つこと」 と 「収集」 が好きです!

読まれた方いらっしゃったら、どの短編が好きか?ぜひ聞かせて下さい☆

2008.04.07 Mon l 本・アート・音楽・映画 l COM(0) TB(0) l top ▲
桜の季節。

多分、私たち親にとって、一年の中で一番!心がザワザワする季節。


新年度。

クラス替えがある。

担任が変わる。

校長先生・教頭先生の異動はないか?

介助員は変わるのか?


一年かけて積み上げてきたものが、活かされるのか?壊されてしまうのか?

毎年、クジを引いているよう。

ハズレた時(?)の労力は、もの凄いパワーがいる。

なんで、毎年こんな思いをしなくちゃならないんだろう…。

きっと、そう思っている親がたくさんいるはず。



だからと言って、不安だけが襲っているわけでもない。

ものすごい不安と、ちょっとばかりの期待。

だから、心がザワザワなんだよね。きっと。



はじまりの朝はいつでも
グズついた空模様
慣れない制服も黒いクツも
破り捨てたいくらいに重い
ぼくの目の前にただ広がるヤミと無理矢理描き出した光
ねぇもうバスが出る時間だよ

君の家の前を通って いつもの駅をすぎて
昨日とはまるで違う風景みたい…

誰にも見せない心は
小さな痛みを抱いた
美しくあろうとはしたけど
憎しみにふるえてしまった
ぼくの新しい手帳のページは
まるであの日をかき消したみたいに
ねぇ何ひとつ消えちゃいないよ

高架下をくぐりぬけて 誰もいない堤防に沿って
ぼくがえらぼうとしている未来へ
桜並木をくぐって 心にすっと日が射した
遅刻してしまうと かすんでしまうから

2008.04.04 Fri l 今日のゆうちゃん l COM(1) TB(0) l top ▲
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